現像に出した写真。ほとんどが失敗したものなのだ。その理由は手
ぶれ、ピンぼけ、多重露出などさまざま。失敗した写真の多くには
スクラップブックに破って貼られるか、机の引き出しの奥で静かに
眠りにつくかのふたつの選択肢しか与えられない。スクラップブッ
クに貼られた物は破られて無惨な姿になってしまったとは言え、今
後も頻繁に読み返すだろうが、眠りについた物は読み終わったマン
ガのようにたまに見返すぐらいだろう。


ちょっとした思いつき、と言うよりも乱心から写真に穴を開けた。
そして並べた。
ただそれだけのことでした。穴の開いた写真の後ろに写真を並べる。
だだ、それだけのこと。そして、手元にある紙に穴をあけて並べた。
はじめは、ただそれだけのことでした。

今になって思えば、写真でこういうことがしたいのかもしれない…。
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